MESSAGE

社長メッセージ

地球環境貢献企業として、循環型社会の
実現に向けた取り組みをより一層強力に
推進してまいります。

水谷 重夫

2021年10月1日、市川環境グループは創業50周年を迎えることができました。
これもひとえに、お取引企業様や地域の皆様の永年にわたるご愛顧とご支援の賜物であり、役員・社員一同、心より感謝申し上げます。
市川清掃センターとして創業し、市川環境エンジニアリングへの社名変更を経て、「何歩でも先へ」をモットーに次々と新規事業や合弁会社を立ち上げ、資源循環事業の多角化を推し進めてまいりました。
この半世紀の成長を支えてきたのが収集運搬、中間処理といった当グループの伝統事業であり、この仕事に真摯に取り組んできた従業員の弛まぬ努力を誇りに思っております。
そして、12月1日より、市川環境ホールディングスの主要株主として株式会社クボタと中部電力株式会社が参加することになり、当グループは、新経営体制の元、次の50年に向けた新たな航海を開始しました。
市川環境の資源循環事業に関する実績・知見と、クボタと中部電力の豊富な経営資源を相互に組み合わせて、当グループは地球環境貢献企業として、循環型社会の実現に向けた取り組みをより一層強力に推進してまいります。
今後ともご指導ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

ANNIVERSARY LOGO

50周年ロゴに込めた想い

  • 76案の中から選抜された
    50周年ロゴマーク
  • これまでの50年の歩みを活かして
    これから先の50年も
    循環型社会の構築に貢献し、
    美しい地球・環境と共にありたいという
    想いを込めました。

HISTORY

市川環境50年の歩み

1970年
廃棄物処理法

1971年

1978年

1983年
浄化槽法

1971年、株式会社市川環境エンジニアリング[千葉県市川市](以下、IKE)(旧 株式会社市川清掃センター)設立

1978年、資源再利用処理センターとしてIKE行徳工場[千葉県市川市]を開設

1992年
バーゼル法

1993年
環境基本法

1995年
容器包装リサイクル法

1997年

1998年
家電リサイクル法

1999年
ダイオキシン類対策特別措置法

2000年
循環型社会形成推進基本法
建設リサイクル法
食品リサイクル法

1992年、鹿島建設の子会社である株式会社エムコ(現 鹿島環境エンジニアリング)と共同出資で株式会社都市環境エンジニアリング[東京都江東区]を設立

1997年、IKEを含む6社でイー・ステージ株式会社[長野県小諸市]の全株式を取得(子会社化)

1998年、M&Aにより特産エンジニアリング株式会社[千葉県船橋市]の株式を取得

1998年、三菱電機株式会社他と合弁で株式会社ハイパーサイクルシステムズ[千葉県市川市]を設立

1998年、自治体(4市)及び新日本製鐵株式会社、株式会社エムコ、IKEの3社が出資し、第3セクター方式により株式会社かずさクリーンシステム[千葉県木更津市]を設立

2001年
PCB特別措置法

2002年
自動車リサイクル法

2003年

2007年

2009年

2002年、千葉興産株式会社[千葉県千葉市]の株式を取得(2004年子会社化)

2003年、東京都スーパーエコタウン事業としてIKE他3社が出資し、バイオエナジー株式会社[東京都中央区]を設立(子会社化)

2007年、三菱商事株式会社の子会社であるエム・エム・プラスチック株式会社[千葉県富津市]の増資を引受け資本参加(会社設立2006年、子会社化2010年)

2009年、株式会社エコライクひらつか[神奈川県平塚市]を設立

2009年、M&Aにより株式会社アクア[千葉県成田市]の株式を取得

2011年

2013年
小型家電リサイクル法

2014年

2016年

2017年

2019年
食品ロス削減推進法

2020年

2011年、極東開発工業株式会社と株式会社エコファシリティ船橋[千葉県船橋市]を設立

2013年、IKEグループ中京圏事業展開の拠点として株式会社エコライクみえ[三重県四日市市]を設立

2014年、株式会社エコライクにのみや[神奈川県中郡二宮町]を設立

2014年、Bioフォレステーション株式会社[神奈川県小田原市]の第三者割当増資を引受(子会社化)

2016年、IKE他3社が出資し合同会社アールツーソリューション[東京都中央区]を設立(2017年株式会社アールツーソリューションとして子会社化、2020年全株式を取得)

2016年、ベトナム国において、ハノイ環境公社との合弁会社DAI DONG ENVIRONMENT SOLUTIONS CO., LTD.(DECOS)[Hung Yen省]を設立

2017年、株式移転によりIKEの完全親会社となる株式会社市川環境ホールディングス[千葉県市川市]を設立

2019年、産業廃棄物中間処理施設としてIKEエコプラント江東[東京都江東区]を開設

2019年、M&Aにより有限会社丸十トラック運送店[千葉県千葉市]の株式を取得

2019年、三菱マテリアル株式会社の子会社であるニューエナジーふじみ野株式会社[埼玉県ふじみ野市]の増資を引き受け資本参加

2020年、第2期君津地域広域廃棄物処理事業の自治体(6市1町)と日鉄エンジニアリング他で設立した株式会社上総安房クリーンシステム[千葉県袖ケ浦市]に出資

2021年

2021年、市川環境グループ創立50周年

2021年、株式会社クボタ中部電力株式会社が当社グループに資本参加

MESSAGE

創業者ストーリー

石井 邦夫

1947年東京都江戸川区に生まれ、早稲田大学を卒業後、家業を営んでいた父の会社へ就職、ほどなく㈱市川環境エンジニアリングへ入社し、1974年より代表取締役に就任しました。その後、当時としては国内初となる廃棄物を再資源化する固形燃料化プラント完成のために奔走する等、資源循環事業への転換とその必要性を強く主張し、そうした変化の重要性を実証すべく、積極的に他業種とのコラボレーションによる事業拡大に注力。1989年には、地元千葉で県の産業廃棄物協会会長に就任、そして2010年からは全国産業廃棄物連合会会長として業界の負のイメージを払拭すべく、資源循環・環境ビジネスを世の中に根付かせるために廃棄物処理事業者の底上げと成長ビジョンを掲げ、業界全体の底上げを目指して振興法制定に挺身しましたが、道半ばで2018年2月、70年の人生に幕を閉じました。

ゴミに未来を託した男
石井邦夫伝

第一章 廃棄物の世界に出会う
第二章 リサイクルに目覚める
第三章 何でも一番がいい
第四章 更なる発展へ
第五章 業界の未来

「家業から企業へ、そして資源循環型産業へ―」
高度成長期から始まる静脈産業の苦難を希望の歴史がここに

著 者:杉本裕明
出版社:株式会社幻冬舎
発売日:2021年10月15日

AWARD

社長賞

社長賞は昨年より開始された新制度で、
当社グループの発展に大きく貢献した従業員に授与するものです。
その第2回社長賞の表彰式が、2021年11月15日に開催されました。

生産工程の見直しによる、
パレット生産枚数の増加

今回の改善は、現場の方々が日々パレットを生産する中で生産コストの低減、生産効率の向上を目的に取り組み、抽出した問題点を一つ一つ細かく分析し改善に繋げました。
今回の取り組みを評価して頂いた事は、私たちにとってとても大きな自信となりました。
今後も引き続き改善意識を持ち仕事に邁進していきたいと思います。

エム・エム・プラスチック㈱ / 運営管理部 /
田村亮一さん、水野章さん

内閣府 再生可能エネルギー
等に関する規制等の
総点検
タスクフォースへの参画

今回の受賞につきましては、諸先輩方の御助力の賜物であり、グループ一丸となって政治的な働きかけを行うに当たって取りまとめをする立場に自分がいたに過ぎないと自覚しております。個人的に頂くことになる名誉と副賞につきましては、引き続き、配属されたその時と場所において成果を生み出し続けることで、会社に還元できますよう気を引き締めて参る所存です。

バイオエナジー㈱ / 経営企画室 /
中澤孝洋さん

No.3ガス発電機増設による
売電量、
売電収入の増加と
収益の向上

昨今、再生可能エネルギーが注目されている中で、バイオマス発電量アップを達成できたのは工場全体が一丸となって取り組めた結果だと感じております。
今後も社会的貢献ができるよう、取り組んでいきたいと思っております。

バイオエナジー㈱ / 運転課 / 生駒大翼さん

バイオエナジー㈱ / 運転課 /
生駒大翼さん

事業所の無事故・無災害、
連続2,000日達成

一つの事故がきっかけで、もう二度と起こさないと事業所一丸となって、1日からスタートした無事故日数が、気が付けば2000日を達成する事が出来ました。
これからも、この日数が続く様、日々精進し、社業の発展に貢献していきます。

㈱市川環境エンジニアリング / 狭山事業所 /
大沼健一さん、中島憲良さん、有坂誠さん、佐久間利晴さん、
松岡宏和さん、小林裕美さん

㈱市川環境エンジニアリング /
狭山事業所 /
大沼健一さん、中島憲良さん、
有坂誠さん、佐久間利晴さん、
松岡宏和さん、
小林裕美さん

新人育成計画の作成と
運用実施について

新人育成には正解がなく、今回、ユニット全員で苦悩しながら作成しました。
石井邦夫伝にも廃棄物業界の振興法がないと苦悩が書かれており、前社長が悩まれたのと同じように模索しながら作成したものが現社長に評価され一同光栄でございます。
また、社員をより大切にするIKEを目指して、ユニット全員で考え実行に移した新人教育が全社的な活動に広がっていくよう邁進していきます。

㈱市川環境エンジニアリング /
第一営業部 第二課 / 事業系係 /
石塚肇さん、佐久間翔さん、小暮さくらさん、
吉成明紘さん、
大角地漱水さん

PROJECT

50周年記念品プロジェクト

50周年記念プロジェクトの一つとしてグループ従業員協力のもと、2021年10月から2022年3月までの半年間に使用済みプラスチック製品(ペットボトルキャップ)を収集。グループ会社であるエム・エム・プラスチック株式会社で再生ペレット化し、それを使用した記念品を制作、2022年10月からグループ従業員と取引先の皆様へ配布を始めました。
当社グループはこのプロジェクトを通じて、持続可能な社会とは何かを考えるきっかけになることを期待しております。

記念品共同製作

市川環境グループ従業員全員で使用済みプラ製品を集め、グループ会社のエム・エム・プラスチック(株)でペレット化して記念品を製作。2022年10月完成

狙 い

グループ従業員全員でプラスチックの自己循環リサイクルに取り組むことにより、印象に残る記念品を進呈する。
また、取引先にもノベルティとして配布し、自己循環リサイクルをアピールする。

回収期間
2021年10月1日 ~ 2022年3月31日

実施内容

  • ペットボトルキャップを収集

  • エム・エム・プラスチック(株)に持ち込みペレット化

  • ペレットを製造工場に持ち込み
    記念品製造

  • 50周年記念品(スマホスタンド)が完成しました


    【特徴】
    • ペレット化した再生原料はPP・PEの混合品です
    • エム・エム・プラスチックのパレットを模した形状です
    • 全てのキャップを混ぜてペレット化しており、着色はしていません
    • 再生原料のみでの成型のため、何度も試作を繰り返して完成しました

FOR THE NEXT 50th YEAR NEW CHALLENGES<br>次の50年に向けて、新たな挑戦(取り組み) FOR THE NEXT 50th YEAR NEW CHALLENGES<br>次の50年に向けて、新たな挑戦(取り組み)

日本で最も存在感のある地球環境貢献企業グループを目指してまいります。 日本で最も存在感のある地球環境貢献企業グループを目指してまいります。